公開日:2024年7月29日

2024年7月

2024年7月

志摩半島の鵜方駅へ。

駅前の古びたホテルでチェックインを済ませ部屋に荷物を置くと、和具漁港行きのバスに乗り込みました。

漁港に着くと、屋台が並び、祭りの準備が進んでいました。

祭りの関係者に翌日の予定を伺いながら、港の様子をしばし散策することにしました。

海では飛び込んで泳いでいる高校生、港では小学生が何かを捕まえようと海面に手を伸ばしていました。

ここでは海が生活の一部として息づいているようです。

翌日の和具漁港では潮かけ祭りが開催され、地元の人々が漁船に乗り込み、海水を激しくかけ合います。

祭りが終わった後も、地元の子どもたちは海に飛び込んで遊び続けていました。

一緒に飛ぼうと誘われましたが、バスに乗れなくなると言って断りました。

半分は本当で、半分は泳げるか不安でした。

上尾市のどろいんきょへ。私が祭りを撮影するきっかけとなった祭りです。

昨年はニュースになるほどの猛暑日でしたが、今年は雨のち曇りで夕方には少し肌寒さを感じました。

一年ぶりに会う祭りの参加者たち。話しかけるとみなさん覚えてくれていました。

昨年、個別に撮影させていただいた方々が、今年は家族や親戚、恋人を紹介してくれて、一緒に撮影させてもらいました。

祭りの珍しさや迫力もさることながら、地元の人々の温かさと関係性の良さが伝わってくるのですが、

今年はそれをより一層近くで感じることができました。

昨年は「来年も来てよ」と言われましたが、今年は「来年は参加して」と言われました。

重い神輿を担げるように体を鍛えておきます。

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